プラスチック製品向けアプリケーション

射出成型品や、ポリメチルメタクリレート(PMMA)板等のプラスチック製品の吸着搬送では、塗装時の問題となる吸着跡の削減や、大型で薄いワークをしっかりと保持する事が課題となります。シュマルツではマークレスゴム製のパッドや、大型の板からの切り出し・加工時に必要となるクランプ製品をラインアップしています。

吸着跡を残しにくいマークレスゴム製パッド

マークレスパッドによる歯ブラシの搬送
マークレスパッドによる歯ブラシの搬送

射出成型機からのプラスチック成型品の取出しに最適な真空パッドです。

マークレスゴムで造られたHT1シリーズは、成型後の塗装で吸着時の跡が浮き上がる原因となるシリコンを含まないため、吸着跡を極力残さずにワークを吸着・搬送する事が可能です。

平形やベローズ形、長円形等、様々な形状やサイズの真空パッドがあります。特に大型のワーク向けには、真空パッドSGFシリーズが適しています。SGFシリーズはアルミプレートを内蔵しており、ワークをたわませずに、しっかりと保持する事ができます。Φ125mm~Φ200mmのサイズでは、マークレスゴム製のパッドもラインアップしています。

マークレス真空パッド HT1シリーズ

大型ワーク(板ガラス)向けパッド SGFシリーズ

個々のパッドに取付け可能な小型インラインエジェクタ

個々のパッドに取付可能な小型インラインエジェクタ
個々のパッドに取付可能な小型インラインエジェクタ

インラインエジェクタSLPシリーズは、小型・軽量の真空発生器です。

長さ約60mm、質量わずか5gと小さいエジェクタで、コンパクトなハンドを構築する事ができます。また、複雑な形状の成型部品を吸着する場合にも、1個の吸着パッドにつき1つのエジェクタを取付けられるため、それぞれのパッドの真空回路を分ける事が可能です。

小型・軽量なインラインエジェクタ SLP

曲面・凹凸を持つ成型品の吸着

真空グリッパーによるバンパーの吸着
真空グリッパーによるバンパーの吸着

真空グリッパーシリーズはロボット用の大型吸着グリッパーです。

FXP・FMPシリーズは、吸着面にスポンジ状のグリッパーシリーズです。スポンジがワークに馴染むため、曲面や凹凸を持つプラスチック製品も吸着する事ができます。

大面積真空グリッパー FXP・FMP

プラスチック板の加工や切り分けをサポート

真空吸着ブロックによって固定されたワークの加工
真空吸着ブロックによって固定されたワークの加工

真空クランプブロックISBL-Tシリーズは、CNCマシンによる加工時にワークを保持するための吸着ブロックです。

真空圧を利用してワークを底面から固定する真空クランプシステムは、ワークを傷つけずに保持する事ができます。高さの精度は±0.06mmです。

真空クランプブロック ISBL-T