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産業用イーサネットに直接接続可能なターミナル式エジェクタ

生産品目の多様化と生産効率の最大化を最小の設備で両立する”スマートファクトリー”の実現には、”状態監視”や”予知保全”を可能にするIoTデバイスが不可欠です。シュマルツは、真空システムの制御・状態監視の実現のため、ターミナル式エジェクタ SCTSiに、産業用イーサネットに対応した3型式を新たにラインアップいたしました。

ターミナル式エジェクタ SCTSiを使用することで、最大16台のエジェクタを1ユニットに集約し、個別に制御することが可能になります。

ターミナル式エジェクタ SCTSiは、モジュール化の設計思想に基づき、12型式から選択できる真空エジェクタを最大16台まで任意の配列で連結できます。複数の真空系統を一つのターミナルとしてまとめることで圧縮エアの供給配管および通信ラインを各1本に集約しながらも、個々のエジェクタを互いに独立して制御することが可能です。従来のコンパクトエジェクタではそれぞれ配管とケーブルが真空エジェクタの台数分必要でしたが、SCTSiであれば省配管・省配線化が可能です。
個々のエジェクタにはエアセービング機能が標準搭載されています。最小限のエア消費で真空を保つよう各々が自律して動作するので、圧縮エアの消費量を大幅に削減することができます。
シュマルツはこれまでにIO-Link対応のSCTSi-IOLをリリースしておりますが、今回、EtherCAT、EtherNet/IP、PROFINETの3つの通信プロトコルに対応する3型式を新たにラインアップいたしました。
産業用イーサネットのネットワークに直接接続できるため、各系統の制御や状態監視をよりリアルタイムで行うことができます。また、イーサネット接続口を2つ搭載し、既存のイーサネットラインへの組み入れや柔軟なネットワーク構成が可能です。

真空システムの最適化

従来のフィールドバスシステムでは、双方向のパラメータ設定と診断が可能です。つまり、記録されたデータは、制御側から閲覧・利用することができます。SCTSiは真空圧値やエア消費量など状態監視に役立つ諸量を内部で常に演算しており、随時取得可能です。それらの演算結果はシステムの不具合・老朽化診断などの予知保全に活用できます。工場の制御システムとの通信にかかわらず、NFC技術 (近距離無線通信) を使ってスマートフォンやタブレットからデータやパラメータを直接送信することも可能です。シュマルツのControlRoomアプリは、データの読み出しとデバイスのパラメータ設定の両方に使用することができます。

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