真空用語

真空機器関係の用語を解説します。

英字あ行か行さ行た行な行は行ま行や行ら行わ行

英字

IIoT

(Industrial Internet of Thingsの略称)

IIoTとは IoTの技術を産業分野に適用させることです。これによりあらゆるハードウェアが工場の内外でネットワークで繋がり、それらの管理・監視を行うことができるようになります。

IO-Link

(IOリンク)

IO-Linkとは国際電気規格IEC61131-9で規定された、センサ/アクチュエータとそれらのコントローラを相互通信で接続するためのFA向けの通信プロトコルです。既設の通信網(フィールドバス)を活かしながら、コントローラからセンサ/アクチュエータ(オートメーションの最下層レベル)までの通信を可能にします。

IO-Linkマスタ

(IOリンクマスタ)

フィールドバス機器の一つで、IO-Linkデバイスと上位コントローラとを接続するインターフェースモジュールです。

IoT

(Internet of Thingsの略称)

IoT とはInternet of Things、「モノのインターネット」と訳されます。モバイル端末だけではなく、あらゆるハードウェアをインターネットで繋げることです。センサー等を取り付けその情報をインターネット経由で共有し、相互制御等に役立てます。

IoT投資減税

(IoTとうしげんぜい)

"情報連携投資等の促進に係る税制"の別名で、データの連携や利用・活用による生産性を向上させる取組みについて、その取組みに要するシステムやロボット等の導入に対し、30%の特別償却または3%の税額控除(賃上げを伴う場合は5%)が適用されます。
 (適用期限:平成32年度末まで)

NCバルブのノーマル位置

(NCばるぶののーまるいち、英語:idle position of NC valve)

NC(ノーマルクローズ、常時閉)バルブのノーマル位置とは、操作力が働いていないときのバルブの位置(すなわち、閉位置)です。

NFC

(近距離無線通信、英語:Near Field Communication) (きんきょりむせんつうしん)

NFCとは無線通信の国際標準規格であり、近距離無線通信技術と訳されます。NFCチップを搭載した機器同士を数センチ程度の距離に近づけることで機器同士の通信が可能です。

NOバルブのノーマル位置

(NOばるぶののーまるいち、英語:idle position of NO valve)

NO(ノーマルオープン、常時開)バルブのノーマル位置とは、操作力が働いていないときのバルブの位置(すなわち、開位置)です。

NPN出力

(NPNしゅつりょく、英語:NPN switching output)

NPN出力とは、負荷が、電源の+(プラス)側と出力接点との間に接続される出力タイプです。真空スイッチの出力トランジスタがONの時、負荷の出力接点側は電源のグランド (0 V)に接続され、負荷に電流が流れます。

PNP出力

(PNPしゅつりょく、英語:PNP switching output)

PNP出力とは、負荷が、出力接点と電源のグランド (0 V)との間に接続されている出力タイプです。真空スイッチの出力トランジスタがONの時、負荷の出力接点側が電源+(プラス)に接続され、負荷に電流が流れます。

あ行

インダストリー4.0

(いんだすとりー4.0、英語:Industry 4.0) 

インダストリー4.0とは、「IoT(モノのインターネット)」という概念に基づき、生産設備と情報システムをインターネットで繋ぐ事によって、"スマートファクトリー"の実現を目指す取り組み(コンセプト)です。モノと人がネットワークで繋がることにより、更なる生産性向上が期待されます。
ドイツ政府発祥の製造業の高度化を目指す戦略的プロジェクトであり、ドイツ語表記は「Industrie 4.0」です。

エアセービング機能

(えあせーびんぐきのう、英語:air-saving function)

エアセービング機能とは、真空エジェクタの1機能で、ワークハンドリング時の圧縮空気節約機能のことです。真空エジェクタによる真空発生の際、一定の真空度に達すると、真空回路が閉じると同時にエジェクタでの真空生成が中断、また、真空が設定値以下に下がる(弱くなる)と、エジェクタが真空発生を再開します。このように、必要な真空圧を保ちながら発停を繰り返すことで、真空システムのエネルギー効率と経済性を向上することができます。

エコノズル

(えこのずる、英語:Eco-nozzle)

多段ノズル構造により、少ない圧縮エアで高い吸い込み量が得られる仕組みのノズルです。

か行

過圧保護

(かあつほご、英語:overpressure resistance)

過圧保護(耐過圧性)とは、機器(例えば、真空容器または真空フィルタ)が耐えることができる最高圧力の
ことです。

荷重条件

(かじゅうじょうけん、英語:load case)

ハンドリング/搬送工程におけるパッドの使用状態をモデル化したもので、ⅠからⅢへ行くにしたがって
過酷条件になります。

・荷重条件I:
 真空パッド水平位置、パッドの吸着平面に対して垂直方向の力が作用する場合

・荷重条件II: 
 真空パッド水平位置、パッドの吸着平面に対して水平方向の力が作用する場合

・荷重条件III: 
 真空パッド垂直位置、パッドの吸着平面に対して垂直方向の力が作用する場合

基準圧力

(きじゅんあつりょく、英語:reference pressure)

基準圧力とは、センサが基準とする圧力です。真空スイッチなどには、基準圧力用の接続部がある場合があります。

逆止弁

(ぎゃくしべん、英語:non-return valve)

体積流量を自動的に監視するバルブです。
「チェックバルブ」をご参照ください。 チェックバルブ

逆流弁

(ぎゃくりゅうべん、英語:reversing valve)

逆流弁は、真空ブロワに使用されている一種の切り換え弁です。正圧と負圧を交互に供給できるようになるため、真空システムで「吸着」「真空破壊」「中立(静止状態)」の切り替えが可能になります。

吸着能力

(きゅうちゃくのうりょく、英語:suction power)

「吸込量」をご参照ください。 吸込量

吸着パッド

(きゅうちゃくぱっど、英語:suction pad, suction cup)

ワークと真空システム間のコネクションであると同時に、ワークを吸着して保持する真空吸着搬送ではとても重要な機械部品です。「真空パッド」、「真空カップ」、「サクションカップ」、「バキュームパッド」と同じです。

吸着力

(きゅうちゃくりょく、英語:suction force)

「保持力」をご参照ください。 保持力

吸盤

(きゅうばん、英語:sucker)

吸盤とは真空発生器用の接続口を持たない吸着パッドです。

ゲージ圧

(げーじあつ、英語:gauge pressure)

ゲージ圧とは、周囲圧力を基準(ゼロ)とした圧力です。そのため、真空圧の値は常に負数(マイナス)で表されます。当社製品の圧力表記は、「ゲージ圧」で表記しています。

コアンダ効果

(こあんだこうか、英語:Coanda Effect)

コアンダ効果とは噴流が近くの壁に引き寄せられ、流れが湾曲する効果です。ルーマニアの発明家アンリ・コアンダが発見したことから彼の名前にちなんで名付けられました。

高真空

(こうしんくう、英語:high vacuum)

高真空とは、絶対圧0.1~10-7 Paの真空のことです。真空管や粒子加速器などに使用されています。

コンディション・モニタリング

(こんでぃしょん・もにたりんぐ、英語:Condition monitoring)

不具合情報などを分析・検討して的確に対処できるよう、システムの状態を監視することです。シュマルツIO-Link対応製品はこのコンディションモニタリング機能を備えており、工場の知能化に貢献します。

シュマルツのIO-Link対応製品

コンパクトエジェクタ

(こんぱくとえじぇくた、英語:compact ejector)

ベンチュリの法則に基づいて作動する汎用的な真空発生器をもとに、吸着バルブや真空スイッチ等を一体化した高機能型の真空エジェクタです。シュマルツではIO-Linkを用いた制御・モニタリングも可能なコンパクトエジェクタもラインナップしております。

IO-Link対応 コンパクトエジェクタ 

さ行

サイクルタイム

(さいくるたいむ、英語:cycle time)

サイクルタイムとは、繰り返し行われるプロセスで、その1回に要する時間のことです。

最小曲率半径

(さいしょうきょくりつはんけい、英語:minimum radius of curvature)

最小曲率半径とは、真空パッドがワークを確実に吸着・保持できるワークの最小半径のことです。円形パッドの場合には、最小曲率半径は、球の半径を示し、長円パッドの場合には、最小曲率半径は、円筒の半径を示しています。

産業用イーサネット

(さんぎょうよういーさねっと、英語:industrial ethernet)

プロトコルのリアルタイム性・信頼性など、産業利用に必要な要件をクリアしたイーサネットです。

周囲圧力(大気圧)

(しゅういあつりょく(たいきあつ)、英語:ambient pressure (atmospheric pressure))

周囲圧力とは、大気(周囲の空気)による圧力のことで、周囲のどこでも測定されるものです。周囲圧力は、大気圧とも呼ばれています。海面での標準大気圧は、101.3kPaです。高所ほど、大気圧が低くなります。例えば、高度600 m(ドイツ、グラッテンのシュマルツ本社の高度)では、周囲圧力は、93.8kPaです。周囲圧力は、真空発生器で到達可能な最大真空度に、直接、影響を与えます。

ショア硬度

(しょあこうど、英語:shore hardness)

ショア硬度とは、ゴムや合成樹脂の硬さを表わす値です。ショア硬度は、材料の硬度を表わすための標準化された材料特性です。

使用温度

(しようおんど、英語:operating temperature)

使用温度とは、製品を使用したり、運転できる温度範囲のことです。

真空

(しんくう、英語:vacuum)

真空は、周囲圧力を下回る全圧力範囲を指しています。ただし、真空の程度を表現するため、「高真空」、「中真空」、「低真空」など、さまざまな領域に区分されています。
「高真空」、「中真空」、「低真空」もご参照ください。 高真空 中真空 低真空

真空到達時間

(しんくうとうたつじかん、英語:evacuation time)

真空到達時間とは、所定の真空度を達成するため、特定の量の空気を吸着回路外へ排出するのに要する時間のことです。

真空破壊

(しんくうはかい、英語:Blow-off)

真空状態の回路に圧縮エアを入れることで能動的に真空を破壊することです。

「大気解放」もご参照ください。 大気解放

真空破壊時間

(しんくうはかいじかん、英語:ventilation time)

真空破壊時間とは、システム内の真空を解消するのに必要な時間のことです。真空破壊時間により、ワーク解放に必要な時間も決まります。真空パッドの真空破壊は、大気を使用する場合、また、圧縮空気のパルスを使用する場合(能動的な真空破壊)があります。

真空パッドのストローク

(しんくうぱっどのすとろーく、英語:suction pad stroke)

真空パッドのストロークとは、真空パッドがワークを吸着する際に、上下収縮するその変化量のことです。パッドの仕様におけるストローク値は、真空パッドが上下に収縮できる最大の長さを示しています。

吸込量

(すいこみりょう、英語:suction rate)

吸込量は、真空発生器の吸込能力を指しています。この値は、真空発生器が、単位時間に排気できる容積を示しています。排気速度を表わす単位として、リットル/分 [l/min]、または、立法メートル/時 [m3/h] が使われています。

垂直抗力

(すいちょくこうりょく、英語:normal force)

垂直抗力は、面に対して垂直方向に作用する力です。面に作用する力は、垂直抗力と剪断力に分けることができます。例えば、真空パッドとワークの接触面における最大摩擦力は、垂直抗力にワークの摩擦係数を乗算して算出します。
垂直抗力は、ニュートン [N] の単位で表わします。

剪断力

スイッチングポイント

(すいっちんぐぽいんと、英語:switching point)

スイッチングポイントとは、スイッチが、出力信号のON/OFF状態を切り換える条件分岐点のことです。例えば、真空スイッチで、あらかじめ設定した真空度に達すると、出力信号が“ON”に切り換わり、スイッチ出力に電圧がかかります。信号の初期位置は、NC(ノーマルクローズ)にも、NO(ノーマルオープン)にも設定することができます。

制御圧力範囲

(せいぎょあつりょくはんい、英語:control pressure range)

制御圧力範囲は、許容される最低制御圧力と最高制御圧力の間の範囲です。

絶対圧

(ぜったいあつ、英語:absolute pressure)

絶対圧とは、分子が全く存在しない完全真空の状態を基準(ゼロ)とした圧力です。真空圧も、正数で表されます。当社製品の圧力表記は、絶対圧ではなく、周囲圧力(大気圧)を基準にした「ゲージ圧」で表記しています。

ゲージ圧

剪断力

(せんだんりょく、英語:shear force)

剪断力は、表面に対して接線方向に作用する力のことです。
剪断力は、ニュートン [N] の単位で表わします。

た行

大気解放

(たいきかいほう、英語:venting)

真空状態にある回路を弁開放などにより通気することです。吸着サイクルをリセットする際に使用されます。
「真空破壊」もご参照ください。 真空破壊

体積流量

(たいせきりゅうりょう、英語:volume flow)

体積流量とは、ある特定の断面積を流れる媒体の短時間当たりの体積のことです。体積流量を表わす単位として、リットル/分 [l/min]、または、立法メートル/時 [m3/h] が使われています。

耐摩耗性

(たいまもうせい、英語:abrasion resistance)

耐磨耗性とは、真空パッド(ゴム製の部分)が、機械的ストレス(特に、摩擦)を被る場合の耐性のことです。耐摩耗性は、真空パッドの材料特性ばかりでなく、真空パッドの形状によっても影響を受けます。

チェックバルブ

(ちぇっくばるぶ、英語:check valve)

チェックバルブは、体積流量を自動的に監視するバルブです。チェックバルブは、体積流量が設定値を上回ると(例えば、真空パッドが使用されていない場合など)、自動的に閉じます。

「逆止弁」もご参照ください。 逆止弁

中央集中真空システム

(ちゅうおうしゅうちゅうしんくうしすてむ、英語:centralized vacuum system)

中央集中真空システムの場合、複数の真空パッドに対し、中央1箇所の真空源で真空を発生させます。

中真空

(ちゅうしんくう、英語:medium vacuum)

中真空とは、絶対圧100~0.1 Paの真空圧のことです。低圧ガス封入の放電ランプなどに使用されています。

定格流量

(ていかくりゅうりょう、英語:nominal flow)

定格流量とは、特定直径(定格直径)を流れる最大流量のことです。定格流量を表わす単位として、リットル/分 [l/min] または、立方メートル/時 [m3/h] が使われています。

低真空

(ていしんくう、英語:low vacuum)

低真空とは、絶対圧0.1 kPaから大気圧(101.3 kPa)までの真空圧のことです。低真空を使用する例として、電球と掃除機が挙げられます。真空吸着による搬送も、低真空範囲の真空圧を利用しています。

な行

内容積

(ないようせき、英語:inner volume)

真空搬送機器においては、吸着パッドから真空発生器までの間の吸着回路内容積のことです。真空パッドの内容積は、排気時間に影響を与えます。

流れ抵抗

(ながれていこう、英語:flow resistance)

流れ抵抗(流体抵抗)とは、真空ラインにおける断面積の減少のことです。流れ抵抗により、真空ラインにおける体積流量が減少します。

は行

パラメータデータ

(ぱらめーたでーた、英語:parameter data)

Linkデバイスと授受するデータの一つで、各種しきい値やパラメータ(コンディションモニタリングやメンテナンスに関するアラート等)を上位から把握するために使用されます。メッセージ伝送により取得・変更操作が可能です。
サービスデータとも呼ばれます。

非集中真空システム

(ひしゅうちゅうしんくうしすてむ、英語:decentralized vacuum system)

非集中真空システムの場合、真空を直接、真空パッドで発生させます。真空発生器を直接、真空パッドに取り付けることにより、真空発生と真空破壊の時間を短縮することができます。

ヒステリシス

(ひすてりしす、英語:hysteresis)

ヒステリシスとは、2つのスイッチングポイントの間の圧力差のことで、出力信号のステータス(ON/OFF)を決定するものです。ヒステリシスの上限値または下限値のいずれかに達すると、出力信号のステータスが切り換わります。1例として、真空スイッチを取り上げます。真空が、設定値に達すると、信号が“ON”に切り換わります。真空が、設定値を下回ると、信号が“OFF”に切り換わります。ヒステリシスは主として、真空エジェクタのエアセービング機能に使用されています。

標準圧力

(ひょうじゅんあつりょく、英語:standard pressure)

標準圧力は、標準状態での大気の圧力です。工学技術の分野でも、自然科学の分野でも、標準圧力は、0℃で、101.3kPaです。シュマルツ製品カタログの圧力値は、温度20℃の場合です。

標準温度

(ひょうじゅんおんど、英語:standard temperature)

標準温度は、標準状態での温度です。シュマルツ製品カタログのデータは、温度20℃の場合の値です。

標準リットル

(ひょうじゅんりっとる、英語:standard liter)

標準リットルとは、温度20℃、気圧101.3kPa(標準状態)で測ったとき、1リットルを占める気体の量です。

フィールドバス

(ふぃーるどばす、英語:field bus)

Linkデバイスと授受するデータの一つで、そのデバイスで計測された値や駆動ON/OFFなどのステータスを共有するためのデータです。サイクリックな通信により同期されます。

プロセスデータ

(ぷろせすでーた、英語:process data)

Linkデバイスと授受するデータの一つで、そのデバイスで計測された値や駆動ON/OFFなどのステータスを共有するためのデータです。サイクリックな通信により同期されます。

ベルヌーイの定理

(べるぬーいのていり、英語:bernoulli's principle)

ベルヌーイの定理は、流体が、断面積の狭いところから、断面積の広いところに流れる場合、流体の圧力降下を示しています。実際には、この圧力降下は、開放空間への移行によって実現させます。ただし、真空状態の完全な破壊を防ぐため、流体を側方に導きます。

ベンチュリ効果

(べんちゅりこうか、英語:venturi effect)

ベンチュリ効果は、空気が管の中を流れる際、空気の動圧と静圧の間の関係を説明しています。断面積が最も狭いところで、動的圧力は最大になり、静的圧力は最小になります。管の中の空気の流量は、どの断面積でも一定なので、流速は、断面積の狭いところで比例して増加します。その結果、差圧が生じます。側方入口ポートのあるベンチュリノズルは、このように生み出した差圧を利用し、真空を発生させ、空気を吸引します。ベンチュリ効果に基づく真空発生器は、真空エジェクタと呼ばれています。

保持力

(ほじりょく、英語:holding force)

保持力とは、ワークの吸着・保持のため、真空パッドが及ぼすことができる力のことです。保持力は、圧力差と真空パッドの有効吸着面積を乗算して計算します(F = Δp x A)。すなわち、真空パッドの保持力は、真空圧(負圧)と吸着面積によって左右されます。
保持力は、安全率を含んでいない理論値です。真空パッドの保持力は、一般的に、真空圧が-60 kPa(ゲージ圧)の時の値です。

ま行

摩擦係数

(まさつけいすう、英語:friction coefficient)

摩擦係数 [μ] とは、真空パッドとワークの場合に、摩擦力と垂直力(真空パッドとワークの間の接触力)の比を示す係数です。摩擦係数には、物理的な単位はありません。

漏れ

(もれ、英語:leakage)

漏れとは、真空システムが気密でない状態のことです。漏れは、シールの欠落または破損、もしくは、通気性のあるワークによって生じることがあります。

や行

予知保全

(よちほぜん、英語:predictive maintenance)

予知保全とは、システムの状態を監視し、潜在的な不具合の兆候を察知して修理などを行うことです。これにより不具合のある機器のみ、的確なメンテナンスを行うことができます。

予防保全

(よぼうほぜん、英語:preventive maintenance)

予防保全とは故障を予防すること。部品ごとに耐用年数・時間を決め、一定期間使用したら故障しなくても交換することでシステムの停止を予防することができます。

ら行

リカバリ時間

(りかばりじかん、英語:recovery time)

リカバリ時間とは、真空機器が使用されていない時間、または、大きな負荷がかかっていない時間のことです。真空機器は、この時間内に、復帰することができます。

わ行

ワーク温度

(わーくおんど、英語:workpiece temperature)

ワーク温度とは、搬送対象のワークの温度です。ワーク温度は、真空パッドの材質を選択する上で、重要な要素です。