真空バランサー ジャンボフレックス: リニューアルでさらに使いやすく
最適化されたジャンボフレックスは、人間工学的なデザインにより、様々な手にフィットします。
真空バランサー ジャンボフレックスは、50 kgまでの人手での重量物搬送工程において、長年にわたり第一の選択肢として評価をいただいています。作業者は低負荷かつ高いタクトタイムで荷物を運ぶことができ、省力化による作業環境の改善にも貢献してきました。そしてこの度、シュマルツはより使いやすく効率的なソリューションとして、ジャンボフレックスのハンドルをリニューアルいたします。新しい操作ハンドルは、様々な手の大きさに対応するため、作業者の体格や手の大きさによらず安全で疲労感の少ない作業を実現します。
従来のシングルボタン式の制御に代わり、上昇・下降を2つのボタンで操作する方式を採用しました。上下の動きをそれぞれ制御し、より直感的に操作が可能なため、トレーニング時間が少なくすぐに実作業に入ることができます。また、吸着搬送中の荷物を空中でホバリングさせることもできるため、ラベルの貼り付けや検査など、作業工程を追加することも可能です。このように、ジャンボフレックスは作業者の疲労を従来よりもさらに効果的に軽減します。
スムーズなグリッパー交換により、さまざまなワークが混在する場合にもシームレスなプロセスを実現
スムーズなグリッパー交換により、様々なワークを取り扱う場合でもプロセスの停止時間を最小限に抑えることができます。新しいハンドルの場合、作業者は手首を動かすだけでグリッパーをホルダーにセットすることができます。交換もシンプルなボタン操作のみで可能な一方、不意にグリッパーが外れてしまう、といった事故を防ぎます。グリッパーが正しく取り付けられていない場合は、視覚的な警告を作業者に表示します。回転機構も制御でき、360°回転、または90°刻みで角度を固定することが可能です。
ジャンボフレックスには、オプションとして追加の機能をご用意しています。例えば、側面からの吸着を可能にするスイベル機能や、追加のディスプレイから搬送している荷物の重量を表示させる機能などがあります。
ジャンボフレックスを導入することで、使用しやすく人にやさしい搬送アシスト装置を作業者に提供し、作業時の負荷軽減や作業効率の向上を実現することができます。また作業環境の改善にもなるため、離職を防ぎ人材確保にも寄与します。
新しい2ボタンコントロールにより、作業者は上下運動を直感的に操作することができます。
グリッパー部のクイックチェンジを実現すると同時に取り付けの不備やグリッパーの落下を防止
プレスリリースに関するお問い合わせ
プレスリリースに関するご質問・ご意見はこちらにお送りください。広報担当者よりご回答いたします。