円筒形電池セルの安全かつ正確な搬送
SGM-SV-BY マグネットグリッパーは、高速のピックアンドプレースプロセスにおいても、円筒セルの信頼性の高い搬送を可能にします。
バッテリーセルの製品化には、精密さ、安全性、効率的が不可欠です。セルの正確な位置決めと搬送、短絡の回避、プロセス安全な自動化は、バッテリーの高性能と信頼性のために不可欠です。
シュマルツは、円筒形バッテリーセルの搬送に特化した新しいマグネットグリッパー SGM-SV-BY を開発しました。高い保持力により、高速のピックアンドプレースプロセスでも信頼性の高い搬送を確保します。双安定永久磁石は停電時でもグリッパーまたはデポジットマグネットの位置を保持します。これにより、セル紛失のリスクを最小限に抑え、作業安全性を大幅に向上させます。
マグネットグリッパーは、径46mm、高さの異なる円筒セルの搬送を実現します。ワークを上面からも底面からもピックアップできます。そのため、セル製品やモジュール組み立てに柔軟性/容易性を発揮します。
正確なポジショニング
SGM-SV-BYのグリップエレメントは、スペシャル絶縁プラスチック製です。これにより、タッチセーフな接触が可能になり、充電されたセルを搬送する際のショートのリスクを大幅に低減します。ガイドピナクルにより、セルの正確な位置決めを確保します。グリップ時のこの高い精度は、その後の生産工程で機器を正確にプロセスするために特に重要です。グリップエレメントは簡単に交換でき、異なる本数のガイドピナクルを利用可能です。
プロセスの信頼性をさらに高めるため、マグネットグリッパーにはセンサーが装備され、部分の存在とスイッチング状態をモニターします。そのためアプリケーションは常に搬送プロセスをコントローラーでコントロールでき、エラーや中断を最小限に抑えることができます。
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