2023/05/08

モジュール式グリッパーシステム PXTをご自身でデザインできるようになりました。

シュマルツは、新しいコンフィギュレータを発表しました：5月初旬より、お客様は24時間いつでも、アプリケーションに適した、モジュール式グリッパーシステム PXTを直接デザインできるようになりました。真空の専門家であるシュマルツは、この新しいオンラインツールによってデジタルサービスを拡充します。

PXT向けコンフィギュレータは、軽量ロボット用の個々のモジュール式グリッパーシステム PXTの組み立てを簡素化し、加速させます。

グリッパーを組み立てるには、優れたプログラマーとグリッパーに関するノウハウが必要となります。シュマルツはその両方を兼ね備え、モジュール式グリッパーシステム PXTの新しいコンフィギュレータをプログラミングしました。このシステムには、4種類の接続技術、接続部品、フランジタイプに加え、長さが変えられる2種類のパイプの設定が含まれています。この柔軟性により、個々のグリッパーソリューションが可能になり、軽量ロボットによるさまざまな搬送プロセスの自動化を簡素化することができます。

PXT向けコンフィギュレータは、メカニカル・プラントエンジニアリング分野のユーザーと、シュマルツの営業部門の双方に対して、個々のグリッパーの取り扱いを大幅に簡素化します。オンラインシステムを使用することで、ユーザーは基本となる部品から機能するシステムを簡単かつ分かりやすく、そして迅速に構築することができます。時間をかけてデザインする必要はありません。数回クリックするだけで、希望するグリッパーのデジタル版が表示され、そのCADデータをシステムプロジェクト計画に直接組み込むことができます。

PXT向けコンフィギュレータでは、プロジェクトの保存や共有が可能で、CADデータに加え、グリッパーの詳細な説明や価格が表示されます。最終的なオファーは、シュマルツの営業担当が自ら作成します。プロセスを高速化し、納期短縮を実現しているにも関わらず、高い品質が保たれます。また、セルフサービスにすることで、シュマルツの営業担当者にとって、相談を必要とする複雑なお客様のアプリケーションに集中できるキャパシティが生まれます。

シュマルツが、ユーザーに対して希望する製品を自らデザイン可能にさせることは、今回が初めてではありません。オーダーメイド式軽量ハンド SLGをオンラインで作成するシステムに続き、PXT向けコンフィギュレータはデジタルサービスの幅を広げています。シュマルツは、今後もさらに多くのサービスを提供することをお約束します。