シュマルツはBinar Handling社を買収して規模を拡大
シュマルツの最高経営責任者であるアンドレアス・ボイテル (左) とBinar Handling社のCEO マティアス・リンド (右)
シュマルツは、2022年3月23日をもって、Binar Handling AB社とその中国、トルコ、フランス、ドイツの子会社を買収しました。Binar Handling AB社は、スウェーデンのトロルヘッタンに本社を置く開発・製造会社で、以前はArgynnis Group AB社に所属していました。
シュマルツの最高経営責任者かつ株主であるクルト・シュマルツは、「Binar Handling社は、電動マニピュレーター、ジブクレーン、各種エンドエフェクターなど、手動搬送に関するシュマルツのポートフォリオを完全に補完するものです」「このように私たちは、人間工学に基づいた搬送技術における世界的なリーディングポジションを大幅に拡大しています 」と述べています。シュマルツは、Binar Handling社のブランドを維持し、市場においてともに成長を続けることを計画しています。Binar Handling社のCEOは、2018年から事業責任者であるマティアス・リンドが今後も継続する予定です。今回の買収により、シュマルツグループは世界23カ所の拠点で約1,700人の従業員を抱えるまでに成長しました。
Binar Handling社は、1979年に人間工学に基づいた昇降と搬送ソリューションの開発・製造から始まりました。その目的は、「重力を超える」というモットーのもと、昇降作業を簡単かつ安全にすることでした。スウェーデンとその海外子会社は、自動車産業、航空宇宙技術、工業生産、食品、製薬、化学産業などの企業で、これを実現することに成功しました。その特徴は、長い距離であっても、昇降装置がX方向とY方向のあらゆる動きにモーターサポートで追従するレールシステムです。
シュマルツはBinar Handling AB社を買収したことで、将来的には、バッテリー製造や物流におけるアプリケーションなど、繊細なバランス調整が必要な搬送のためのソリューションを提供することになります。
クイックリフトアームなどの人間工学に基づいた製品を展開するBinar Handling社は、現在シュマルツグループの一員となりました。
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