ControlRoomアプリをアップデート: 表示情報をさらに個別化
シュマルツのアプリ「ControlRoom」でQRコードを読み取り、使用している真空リフター「ジャンボフレックス」に関する重要なデータを確認できます。
シュマルツは、NFC対応端末向けのデバイス管理アプリ「ControlRoom」をアップデートしました。これまで、ユーザーはスマートフォンのQRコードをスキャンすることで、使用する機器の種類に関する一般的な情報を得ることができました。今回のアップデートでは、機器全般だけでなく、スキャンした機器の個々の部品も認識可能になりました。メンテナンスが必要な時期、使用可能なオプションのスペアパーツやその取り付け方、また役立つハウツー動画もご利用いただけます。従来通り、ユーザーは取扱説明書や各種ドキュメントに簡単にアクセスでき、担当者に直接問い合わせることができます。一度登録すれば、ユーザーはスキャンした製品を会社独自のデバイスライブラリに割り当てて保存することができ、社内の従業員全員がこのライブラリにアクセスすることができます。 (組織内すべての登録機器へのアクセス権は、割り当てられた1ユーザーだけが持ちます) モバイルデバイスにアプリをインストールしていない場合は、スマートフォンやタブレットのブラウザを使ってデータを読み出すことも可能です。
シュマルツは2021年から、ドイツで生産されている真空バランサー「ジャンボ」シリーズとバキュームリフト「バキュマスター」シリーズにQRコードを適用しています。クレーンシステムやチェーンホイストにも、この識別タグが取り付けられています。真空の専門家である私たちは、手動搬送のデジタル化に向けて、ロジカルな一歩を踏み出したのです。
自動化でスマートに
「ControlRoom」には、他にも多くの機能があります。例えば、NFC (近距離無線通信) により、素早く機器のセットアップを行ったり、真空発生器やセンサではリアルタイムでデータの記録・プロセス評価をすることが可能です。また、「ControlRoom」はエラーメッセージや警告の表示、初期パラメータ設定やその後の変更、新しい機器のクローニングなど、機器設定へもアクセスが可能です。これにより、現場における効率性を可視化することができます。
直接通信により、真空&圧力スイッチ VSiシリーズなどのスマートデバイスや、その他新規デバイスのパラメータ設定やセットアップ作業の工数を短縮します。
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