チーズ工場の生産性を50％向上させた真空バランサー「ジャンボエルゴ」

最高の品質と基準を満たすハードおよびセミハードチーズを製造するために、全自動化された工場が2006年に建設されました。この工場には、コンピュータ化された高層ラック倉庫があり、毎日約1,500ブロックのチーズを移動させる必要があります。同社はすでにシュマルツの旧型の手動搬送装置を使用しており、非常に満足していましたが、その搬送装置では生産性の向上に追いつかなくなりました。

 

真空バランサー「ジャンボエルゴ 140」は、2ブロックのチーズの搬送に使用されています。真空バランサーはアルミクレーンシステムに取り付けられており、最適な荷重分散を実現しています。寸法570 × 570 mm （縦×横）、厚み150～200 mmの2ブロックのチーズを2連式吸着グリッパーで持ち上げ、自動オーダーピッキングに移動させます。ビーム上の吸着パッドの位置は調整することができます。真空バランサー「ジャンボエルゴ 140」は、2つのブロックチーズ（それぞれ60 kg）を簡単に持ち上げることができ、生産性を50％向上させることができました。