タバコ工場のオーダーピッキングを合理化する真空バランサー「ジャンボエルゴ」

従来は、40 kg以上あるタバコの苗を束ねた荷物を人手で移動していました。作業人員の削減や、従業員の負担軽減が真空バランサー導入の決め手となりました。 

束ねたタバコの移動には、複数の真空バランサー「ジャンボエルゴ」が使用されています。真空バランサーは、2連のエリアグリッパーを搭載しており、パッドが完全に覆われていない状態でも搬送が可能です。40 kgを超えるワークを一人の作業者で運ぶことができるようになりました。また、真空バランサーを吊り下げるために、現場にはアルミ製の天井クレーンが複数台設置されています。最適な耐荷重に加え、ローラーベアリングに均等に荷重を分散することができます。クレーンのトロリは、「斜め」に運転しても傾くことがありません。天井クレーンによって得られる広い作業スペースは、最大限の柔軟性を確保し、生産現場全体で手動搬送装置を使用することを可能にします。