2人の従業員が手作業で梱包ラインから小包を輸送用台車に載せなければいけませんでした。∼ Erhardt Markisenbau社のサプライチェーンマネージャー、Tobias Eppler氏

オーニング搬送を容易にするシュマルツ真空リフト
Erhardt Markisenbau社は、高品質な日よけソリューションを製造しており、重くてかさばるオーニングを負荷なく楽に持ち運びできるソリューションを探していました。シュマルツのソリューションである真空バランサー「ジャンボエルゴ 200」と、柱付けジブクレーンの組み合わせにより、重筋作業の改善と生産性の向上が実現しました。
サクセスストーリーの特徴
産業 | プラスチック |
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ワークピース | オーニング |
製品グループ | 真空チューブリフター JumboErgo |
ハンドリングの種類 | 手動搬送 |
シュマルツと
300
キログラム
楽な搬送
顧客: Erhardt Markisenbau社
Erhardt Markisenbau社(以下同社)は、さまざまな遮光ソリューションの製造を専門としています。南ドイツのウルムとアウグスブルクの間に位置するブルテンバッハの製造工場では、260名の社員が、様々なサイズ、色、材質のオーニング、パティオカバー、オールガラス製スライドドア、パーゴラ、アウトドアリビング製品を製造しています。
課題
同社は、日よけの搬送を最適化することを目指していました。梱包されたオーニングは、最大で長さ7メートル、重量200 kgにもなり、ピーク時には1日あたり600枚ものオーニングが生産されています。以前は、社員がこれらのかさばる重い製品を補助具なしで運んでいました。包装ラインから手作業で滑車に載せる必要があり、体力を消耗していました。これが原因で、肉体的な負担から欠勤が増え、従業員の離職率も高まっていたのです。
シュマルツのソリューション
シュマルツが同社のために開発したソリューションは、真空バランサー「ジャンボエルゴ 200」と柱付けジブクレーン「SK-JU 200」を組み合わせたものです。 真空バランサー「ジャンボエルゴ 200」は、200 kgまでの重量物を安全かつ効率的に搬送するために特別に設計されています。グリッパーは、長さ4 mのビームに取り付けられた12個のベローズ真空パッドで構成されており、均一な荷重配分と段ボール箱の安全な保持を確保します。 また、この真空バランサーは、頑丈で柔軟性に優れた柱付けジブクレーンに取り付けられています。このクレーンは、リーチが最大6 mあり、200 kgの重量物まで対応可能です。

ジャンボエルゴのグリップは、バイクのスロットルグリップをモチーフにしています。