vonrickenbach.swiss社はシュマルツの真空バランサーに非常に満足しています。

シュマルツの真空リフトで大工作業場のワークフローを最適化

スイスの木材加工業者であるvonrickenbach.swiss社は、毎年1,000立方メートルを超える広葉樹から高品質の無垢木材部品や家具材の加工・製造を行っています。今回、同社は5軸CNC加工機への材料投入の最適化を目指し、スイベルユニット付きの真空バランサー「ジャンボエルゴ」を導入しました。その結果、腰痛による作業者の欠員がなくなり、作業プロセスもスムーズになりました。

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アプリケーションで使用される製品

サクセスストーリーの特徴

産業	木材
ワークピース	無垢木材パネル
製品グループ	真空チューブリブリフター
ハンドリングの種類	手動搬送

シュマルツと

300

キログラム

楽な搬送

顧客: vonrickenbach.swiss社

Vonrickenbach.swiss社は無垢の木材部品や家具の製造を行っています。1910年に設立し、現在は4代目になるファミリー企業です。もともとは木材加工会社として設立され、家具業界へのサプライヤーとして発展しました。Paul von Rickenbach氏の時代には、近代化されたCNC技術への投資を通じて、高品質の木製機器の製造に焦点をあてました。今日では、医薬品、デザイン、包装技術など、他の業界の顧客にもサービスを提供しています。Vonrickenbach.swiss社は、コンセプト段階からシリーズ生産まで顧客をサポートし、無垢木材を使用した製品のみを製造しています。

課題

vonrickenbach.swiss社のCNC加工機に積み込まれる無垢木材パネルの重さは、10 kgから150 kgにも及びます。この重さは、作業者にとって非常に大きな肉体的負担となっていました。日々この作業を行っている作業者は非常に重い腰痛に悩まされており、療養のために休暇を取らざるを得ない状態でした。さらに、特に重量のあるシートを持ち上げる際にはサポートとしてもう1人の作業者が必要になるため、他の場所での作業が中断されていました。振り返って考えると、まったく効率的ではないプロセスでした。

今後、さらに大きなシートの加工を行うことになりました。これは、真空バランサーの導入無しでは実現不可能でした。

∼ vonrickenbach.swiss社代表取締役社長 Thomas von Rickenbach氏

シュマルツのソリューション

シュマルツのソリューションは、スイベルユニット (PSE) を備えた真空バランサー「ジャンボエルゴ-120」です。これにより、社員は安全かつ人間工学的に大型の木材の板を滑車からピックアップし、スイベルして水平方向にプロセステーブルに置くことができます。シートはボタンひとつで垂直方向に持ち運び可能です。オートバイのスロットルグリップを模したジャンボエルゴの洗練されたハンドルコンセプトは、繊細で正確な位置決めを可能にします。真空リフターの設置はわずか2日間で、スムーズに完了しました。リフティング装置の選定プロセスには実際の作業担当者も参加しました。担当者も望んでいたソリューションであったため、プロセスの変化や操作に慣れるのに時間がかからず、シームレスな統合が実現しました。社員も専務もソリューションに完全に満足しています。使いやすさに加え、システムの品質と信頼性も高く評価されています。シュマルツのテクノロジーへの投資は、様々な点で実を結んでいます。プロセスは人間工学的に改善され、重い荷物を動かすのに必要な人員は1人だけです。作業の負担が減り、生産性が向上することで、社員の満足度やモチベーションにも好影響を及ぼしています。