シュマルツはすぐに要件を理解し、完璧に機能するシステムを実装してくれました∼ Zünd Systemtechnik社 Oliver Zünd社長

シュマルツ吸着システムで自動化されたZündカッター
家具の製造メーカーや展示会などの什器製造会社、印刷業者や包装資材メーカーは、素材を正確に切り出すためにカッティングプロッタを使用しています。 Zünd Systemtechnik社 (以下Zünd社) はこのカッティングプロッタのメーカーとして、様々な機器を提供しています。Zünd社は新製品として自動投入・取出システムを備えたカッティングプロッタを開発するにあたり、真空搬送システムのエキスパートとしてシュマルツに声を掛けました。
サクセスストーリーの特徴
産業 | 機械的なエンジニアリング |
---|---|
ワークピース | いろいろ |
製品グループ | 真空グリッパーシステム |
ハンドリングの種類 | 自動搬送 |
シュマルツと
800
ドア
週あたり
顧客: Zünd Systemtechnik社
Zünd Systemtechnik社は1984年にKarl Zünd氏によって設立されました。当初はフラットベッドプロッターを販売していましたが、1988年に有限会社となり、独自のカッティングマシンの開発を開始しました。現在、Zünd社は従業員300人以上を擁するスイスのファミリービジネス企業として世界的に活躍しており、モジュール式およびデジタルカッティングプロッタのトップメーカーのひとつとなっています。 米国、中国、タイ、インド、ドイツ、英国、オランダ、イタリアにある自社の販売・サービス拠点に加え、世界各地の販売パートナーとも協力しています。 Zünd社のユーザーは、グラフィック、包装、衣類、皮革、繊維、繊維強化複合材などの分野のサービス企業や製造メーカーです。
課題
Zünd社は、自動化システムをさらに効率的にするため、シュマルツに真空搬送システムでのサポートを求めました。こうして開発された新たなカッティングプロッタは、長時間の作動と生産性向上を実現し、ユーザーはより経済的かつ効率的に作業できるようになります。 シュマルツの真空技術は、素材をカッティングテーブルへ自動供給するために使用されています。積み重ねられた素材を安全かつ正確にピックアップし、カッティングテーブルまで搬送します。
シュマルツのソリューション
Zünd社の新しい板材搬送システム BSH150は、切断後のシートを1.5メートルの高さまで積載可能なため、長時間の連続駆動を実現します。このシステムはカッティングテーブル・モジュール式真空グリッパーシステムによる素材の自動供給システム・切断後の自動取出ステーションで構成されています。このシステムの重要な要件は、高出力に加えて、夜間も無人で注文の受注・加工処理ができることでした。 シュマルツのグリッパーシステムは、パレットに積まれた素材から必要なものを取り出し、位置合わせを行います。その後、スキャナーが素材に貼られたQRコードを読み取り、カッティングテーブル上の素材の加工を行います。 グリッパーシステムには、様々な素材に柔軟に対応する真空パッドが使用されています。追従性に優れたシールリップを備えた真空パッド SPB2は、素材の表面にしっかりと対応します。追加で設置されたフラット真空パッドは、平らなデザインと小さな容積により、ワークを素早く正確につかむことができます。 短いサイクルタイムを実現するため、真空パッドの近くに設置できるサイレンサ付きのエジェクタモジュール SEPを使用しています。効率的な真空生成により高い真空圧が実現できるため、高速プロセスにも対応します。 シュマルツはまた、吸着システムを最適に機能させるためのスプリングプランジャーや、アルミプロファイルを含む接続部品も供給しました。スプリングプランジャーは、高低差のサポートやワーク表面の保護、吸着時の衝撃を緩和するために使用されています。

1つの真空パッドであらゆる素材に対応 - そのソリューションのシンプルさには説得力があります。

グリッパー上に設置されたモジュール式エジェクタ SEPにより、短いサイクルタイムを確保します。

コラボレーションの成功: Christian Landis (シュマルツ) とOliver Zünd氏、BHS150の前で