真空スイッチ
真空スイッチには機械式の真空スイッチと電子式の真空スイッチがあります。機械式の真空スイッチではメンブレンを介して真空圧を測定し、マイクロスイッチ (電気機械式) またはバルブ (空圧式) が作動します。電子式の真空スイッチでは、真空圧はピエゾ抵抗式センサを介して測定され、スイッチング信号 (アナログまたはデジタル) が出力されます。 真空スイッチは、-1~0 bar (-100 kPa~0 kPa) の測定範囲で使用されます。
真空スイッチの種類:
機械式真空スイッチ VS-V-PM / VS-V-EM-ST
機械式真空スイッチは、堅牢な構造と汎用的な操作が特徴です。電気機械式のスイッチ (VS-V-EM) は、直流および交流で使用することができます。一方、空圧式のスイッチ (VS-V-PM) では電気接続は必要なく、エアの供給で作動します。スイッチをアプリケーションに適合させるために、スイッチングポイントを調整することができます。 (ヒステリシスは固定)
電子式真空スイッチ
電子式真空スイッチは、コンパクトな設計でありながら、高いスイッチング精度と繰り返し精度を備えています。デジタルディスプレイ付きの真空スイッチでは、キーパッドを使用してスイッチングポイントとヒステリシスを任意の値に設定することができます。プロセス内のスイッチングポイントを素早く簡単に設定するには、ティーチボタン付きの真空スイッチ (VS-V-AH/AV) が適しています。この真空スイッチでは、ボタンを使用してスイッチングポイントを数秒でプログラムすることができます。アナログ出力タイプとデジタル出力タイプをラインアップしています。