バルブの概要

アプリケーション	落下防止弁 (チェックバルブ)	スロットルバルブ	タッチバルブ
チップボードやMDFパネルなどの通気性の高いワークの搬送	X (SVNタイプを使用する場合)	X
金属板のような気密性の高いワークの搬送	X		X
段ボールや箱の搬送		X
サイクルタイムが非常に短いハンドリングプロセス	X		X
ワークと吸着パッドが完全に接触していない場合	X	X
真空破壊などでワークを素早くリリースしたい場合	X	エアの流路が狭くなることによる制限

バルブ選定のチェックリスト

どんなバルブが必要ですか？

シュマルツでは、ソレノイドバルブ (2位置3方向、2位置2方向)、手動バルブ、落下防止弁 (チェックバルブ)、タッチバルブ、スロットルバルブ、逆止弁などをラインアップしています。お客様の要件に合わせて、最適なものをご提案いたします。

バルブで制御する回路の流量はどのくらいですか？

使用するバルブの定格流量が、制御する回路の流量を下回らないように選定する必要があります。

サイズや質量、サイクルタイムに対する要件はありますか？

設置場所やサイクルタイムによって、適切なバルブが異なる場合があります。各製品ページの「テクニカルデータ」および「デザインデータ」からより詳細な情報をご確認ください。

圧縮エアや電源は供給可能ですか？

使用する製品によっては、電力や圧縮エア、またはその両方を供給する必要があります。各製品の「デザインデータ」または「テクニカルデータ」をご確認ください。

ワークを素早くリリース (真空破壊) する必要がありますか？

素早く真空破壊をするために、追加でバルブを用意する必要がある場合もあります。シュマルツのソレノイドバルブ EMVは、真空破壊用の圧縮エアを直接接続できるため、追加無しで素早いワークリリースを実現できます。