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真空エジェクタ

真空エジェクタはベンチュリの原理に基づいて真空 (負圧) を発生させます。ノズルの数によって、シングル式エジェクタと多段式エジェクタ (マルチステージエジェクタ) に区別されます。圧縮エアは接続口 (A) からエジェクタに供給され、ベンチュリノズル (B) を通過します。この過程で圧縮エアは加速され、圧縮されます。ノズルを通過した後、加速されたエアは膨張し、真空 (負圧) が発生します。これにより、真空接続口 (D) からエアが引き込まれます。引き込まれたエアと圧縮エアは、サイレンサ (C) から排出されます。

多段式エジェクタでは、供給されたエアは直列に配置された複数のベンチュリノズルを通過します。各ノズルの吸込量が加算され、真空接続口の総吸込量となるため、大きな吸込量を生み出します。

真空エジェクタの利点:

  • コンパクトなデザイン
  • 軽量
  • 迅速な真空 (負圧) の生成
  • 可動部品がないためメンテナンスを軽減
  • 任意の場所に設置可能
  • 使用時に熱が発生しない

アプリケーション例:

  • あらゆる業界における産業用ロボットを使用したアプリケーション (例: 自動車業界のディスタックフィーダなど)

 

エジェクタには3つのタイプがあります:

エジェクタ用真空カートリッジ (エジェクタモジュール)

  • エコノズル技術を搭載し、効率的な真空生成と最小限のエア消費による高い吸込量を実現
  • 真空生成機構として装置に直接組み込め、アプリケーションに合わせて任意の搬送装置を作ることが可能

ベーシックエジェクタ

  • 小型かつシンプルな構造のエジェクタ
  • 主に気密性の高いワークの搬送に使用

コンパクトエジェクタ

  • バルブと真空スイッチを備え、エジェクタ本体で吸着と真空破壊の制御が可能
  • タイプによってさまざまな追加機能を搭載 (IO-Link通信対応モデルでは、遠隔でのシステムモニタリングや機器設定などが可能)
  • エアセービング機能を備えた省エネモデルを選択可能
  • 完全に自動化された搬送システムで使用 (例: 自動車業界の薄鋼板搬送、包装機械業界の包装品搬送、産業用ロボットを使用したアプリケーションなど)

エアセービング機能付きコンパクトエジェクタ

エアセービング機能を搭載したコンパクトエジェクタでは、ワーク吸着時に安全な真空圧に達すると、自動的に真空エアの生成を停止します。真空システム内のエア漏れによって、予め設定された真空圧を下回ると、自動的に真空エアの生成が再開されます。エアセービング機能を搭載したコンパクトエジェクタは、従来の真空エジェクタと比較して圧縮エアの消費量を大幅に削減することができます。

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