製品ポートフォリオを拡大:シュマルツはソフトロボティクス社からフィンガーグリッパー事業を買収
シュマルツ・グループの最高経営責任者であるクルト・シュマルツ博士が、mGrip製品ファミリーの新しいフィンガーグリッパーのひとつを紹介します。
「食品業界は成長市場です。フィンガーグリッパーという新しいポートフォリオにより、真空グリッパーの幅広いラインナップに加えて食品の自動搬送用にフィンガーグリッパーを顧客に提供できるようになりました。
このグリッパーは、モジュール構造によって使い方の自由度が高く、顧客の要件に容易かつ迅速に適応することができます。変形の恐れがあり掴む事が難しい繊細なワークを正確に運ぶための最も確実で汎用的な方法と言えます。また、食品業界において極めて重要な高い衛生適性もこのグリッパーの特徴です。代表的なアプリケーションは、焼き菓子、果物、野菜、肉や魚の直接搬送です。その高い品質によりmGrip製品ファミリーは、真空オートメーションの分野を技術的にリードするシュマルツの製品ポートフォリオに完璧に適合しています。
mGrip製品群の買収後もシュマルツはマサチューセッツ州ボストンの既存事業所での営業を継続します。シュマルツUSAの最高責任者であり、ボストンの事業所の管理も行うフォルカー・シュミッツ博士は、「ボストンで既存のインフラを維持することで、市場への迅速なアクセスが可能になり、顧客への信頼性の高い製品供給を確実に続けることができます。このグリッパーの獲得は、シュマルツが産業に応じたオートメーション用真空ソリューションのグローバル・リーディングプロバイダとして成長を続けていることの証です。"と語ります。
mGripグリッパーは、特に肉や魚などの食品を直接搬送するのに適しています。
mGrip製品ファミリーの高い衛生適性は、果物や野菜の搬送などのアプリケーションを可能にします。
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