シュマルツ、CO2削減のための700万ユーロプロジェクトに参画
シュマルツは、新たに設立された研究センター「H2BlackForest」のプロジェクト「ReduCO2」に参加します。
H2BlackForest研究センターは、2023年2月にバーデン=ヴュルテンベルク州のイノベーションコンテスト「RegioWIN」で受賞し、約700万ユーロの資金援助を受けて活動を開始しました。この研究センターが取り組むサブプロジェクトのひとつに、シュマルツも積極的に取り組んでいる「ReduCO2」があります。このプロジェクトでは、CO2 排出量を迅速かつ持続的に削減するためのさまざまなコンセプトやシナリオが開発されています。シュマルツのサステナビリティ責任者であるManja Hies氏は、「私たちの地域の目標は、できるだけ早くカーボンニュートラルを実現することです。」「私たちは、このエキサイティングなプロジェクトに参加できることをとても嬉しく思っています。CO2 削減の問題に積極的に取り組んで行動を起こすことで、よりよい解決策を見つけることができるでしょう。この活動を続けることで、同じようにCO2 削減のテーマに取り組みたいと考えている北部ブラックフォレスト地域の多くの企業のために道を切り開くことができると考えています。」と述べています。
CO2 削減の問題に積極的に取り組んで行動を起こすことで、よりよい解決策を見つけることができるでしょう。この活動を続けることで、同じようにCO2 削減のテーマに取り組みたいと考えている北部ブラックフォレスト地域の多くの企業のために道を切り開くことができると考えています。∼ Manja Hies, サステナビリティ責任者
ReduCO2プロジェクトの最初の目標のひとつは、シュマルツのデジタルツインを作成することです。デジタルツインとは、大量の情報が保存されている会社のバーチャルイメージのことです。ReduCO2の主な目的は、会社の カーボンフットプリントをできるだけ現実に近い形で仮想的に表現することです。デジタルツインが設定されると、生態学的・経済的に持続可能な方法でCO2排出量を最小化するためのステップを検討するために使用することができます。企業はそのモデルを使用して次のような疑問を明らかにすることができます。例えば、「サプライチェーンのプロセスを変更すれば、 CO2を 削減できるか」「水素自動車に切り替えると、二酸化炭素排出量の面でどのような具体的なメリットがあるか」「どの製品の生産で特に多くのCO2を排出しているのか」「その製品をどのような手順で生産すれば、より環境に優しい方法で生産できるのか」などです。「今後、ReduCO2は、シュマルツがサステナビリティに関する意思決定を行うための重要なツールとなるでしょう」とHies氏は強調します。
H2BlackForest研究センターは、ブラックフォレスト・キャンパス、シュトゥットガルト大学の工業生産・工場運営研究所、フラウンホーファー製造工学・自動化研究所の共同イニシアチブです。さらに、J. Schmalz GmbH、Omexom GmbH、Marquardt GmbH、teamtechnik Maschinen und Anlagen GmbHの各社も関わっています。また、フロイデンシュタットとロットヴァイルの自治体もこのプロジェクトに参加しています。この共同体の目的は、北部ブラックフォレストにおいて、水素ソリューションを活用したエネルギーと原料のより効率的な使用方法の模索と、これによるCO2 排出量を持続的に削減する機会を探ることにあります。
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