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熱可塑性樹脂の加工向けハンドリング・ソリューション

熱可塑性樹脂の加工工程では、まず、有機シートを常温で積み重ねた状態から真空パッドもしくはニードルグリッパーを使用してピックアップし (1) 、加熱装置 (2) に投入します。この装置でマトリックスを溶かし、ニードルグリッパーや高温耐性の真空パッドでワークを保持、金型に移します (3) 。金型が閉じると、有機シートは熱成形され (4) 、多くの場合、樹脂が注入されシートに含侵されます (5)。硬化後、部品を金型から取り出します (6) 。取り出し作業に適した真空パッドとして、シュマルツでは理想的な耐熱性と吸着跡の発生を抑える「マークレス」真空パッドをラインアップしています。

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必要条件

搬送技術に求められること

耐熱性
ニードルグリッパー SNG-V-HTや耐高温真空パッドは、200℃を超えるワークをプレス機に搭載するために使用されます。真空パッドは耐熱性があることが不可欠です。シュマルツはこの要求を満たすために、特殊な真空パッド素材 HT1、HT2、FPMをラインアップしています。ニードルグリッパー SNG-V-HTは、熱や汚れに強く、グリッパーが接触する部分の局所的なクールダウンを抑えることができます。

不安定なワークへの対応
溶融した部品は安定性を失うため、取り扱いが難しくなります。フラット真空パッド SFFは、平らで細長いシールリップと、吸着面にサポート構造を備えています。この設計により、パッド内部にワークを「引き込む」ことや「変形」することを防止します。また、柔軟なシールリップにより不安定な形状の材料にも柔軟に追従することができます。

局所的な冷却の防止
加熱されたワークを扱う場合、接触部分の局所的な冷却を避けることが重要です。特定の箇所で冷却効果が強すぎると、成形挙動が変化することがあります。これは製品に悪い影響を与えます。シュマルツの特殊なニードルグリッパーと真空パッドは、このような事態が発生するリスクを可能な限り抑えます。

グリッパーへの付着物
有機シートやテープの溶けたマトリックスは、グリッパー表面に付着する可能性があります。そのため、ニードルグリッパーSNG-V-HTのような汚染に強いグリッパーを使用することが有効です。

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