
真空バランサー 「ジャンボエルゴ」
- 平らなワークをダイナミックに搬送する真空バランサー「ジャンボエルゴ」
- 構成可能なリフティングユニット、操作ハンドル、真空吸着パッドと真空発生器
- ワークは90°旋回可能 (オプションのジャンボエルゴ用 PSEを使用)
- 最大300 kgまでのワーク
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ある自動車部品メーカーは、最大重量30 kgまでのパノラマルーフをOEM先に納入しています。塗装されたルーフは、棚車に載せられて品質管理部門に運ばれます。パノラマルーフは、塗装上の損傷など品質上の欠陥がないか、固定台上で検査されます。以前は、この固定台へのワークの積み下ろしは、手作業で行われていました。ルーフを何度も往復で移動させるため、従業員は腰痛を発症していました。そこで、従業員への負担を軽減し、人に優しい作業プロセスを実現するために、同社はシュマルツの真空バランサーを導入することを決定いたしました。
可搬重量35 kgのこちらの真空バランサー「ジャンボエルゴ」は、この作業工程に必要な要件を満たしています。真空バランサーは、真空の力だけでワークを持ち上げてセッティングすることができ、強力な真空発生器が必要な保持力を生み出します。操作者は、グリップタイプの操作ハンドルを使って真空バランサー内の真空を微調整できるため、パノラマルーフを高い精度で搬送することができます。また、搭載されている大気開放ユニットにより、気密性の高いワークのリリースが簡単に行えます。ワークの吸着跡を防ぐため、2連式吸着グリッパーの真空吸着パッドにはカバーが装着されています。
柱付けジブクレーンは可搬重量45 kg、ジブの長さ6 m、最大270°まで旋回可能で、広い作業エリアで作業することができます。このジブクレーンと真空バランサー「ジャンボエルゴ」の組み合わせにより、人に優しい作業が可能になり、従業員の負担を軽減することを実現しました。
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