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真空発生器の選定

エジェクタ、ポンプ、ブロワのどのタイプの真空発生器を使用するかは、いくつかの要因に基づいて選定します。

  • ワークの種類: 通気性の有無
  • 動力源: 圧縮エア、電気
  • サイズと質量の制限
  • サイクルタイムの維持
    - 短いサイクルタイムで使用する場合: エジェクタ
    - 搬送距離が長い場合: ポンプまたはブロワ

真空発生器の吸込量

真空パッドの直径は、真空発生器が真空パッドを排気するために必要な吸込量を決定します。
シュマルツでは、真空システムの設計・製作から得られた測定結果と経験により、下表に基づいて真空発生器を選択することを推奨しています。

真空パッドの径と必要な吸込量

真空パッドの直径 Ø 吸込量 VS 
~ 60 mm 0.5 m3/h 8.3 l/min
~ 120 mm 1.0 m3/h 16.6 l/min
~ 215 mm 2.0 m3/h 33.3 l/min
~ 450 mm 4.0 m3/h 66.6 l/min

注意:
表に記載の吸込量の値は、真空発生器の種類とは無関係にすべての真空発生器に該当します。推奨の吸込量は、表面が滑らかで通気性がないワークにおける真空パッド1個あたりの値です。通気性があるワークについては、実際のワークを使用した吸着テストを推奨します。

真空発生器に求める吸込み量 V [m3/h, l/min]

V = n x VS

n = 真空パッドの個数
VS = 真空パッド1個に必要とする吸込量 [m3/h, l/min]

V = 6 x 16,6 l/min
V = 99,6 l/min

選定例

コンパクトエジェクタ SCPi 20 (吸込み量: 140l/min)
このコンパクトエジェクタは、吸着バルブと真空破壊バルブを搭載しています。また、ワーク搬送時の安全性を確保するため、システムモニタリングが可能です。

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