真空ブロワ
回転する羽根(A)がエアをハウジング内に運び、加速・圧縮します。圧縮することにより、吸込み側(B)で負圧(真空)が発生します。圧縮されたエアは、排出口(C)を通ってブロワから放出されます。
真空ブロワは、非常に大きな吸込量を実現します。しかし一方で、発生する真空圧は比較的低い圧力です。
真空ブロワの利点
- 極めて大きな吸込量
- エア漏れのあるアプリケーションに対応
- 短時間で大きな排気量を実現
主なアプリケーション
- 段ボール、断熱材、木板、袋などの高通気性ワークの搬送
真空ブロワには2つの基本タイプがあります:
真空ブロワ
- 真空ブロワは、直接駆動式または周波数制御式を用意。
- 特に高通気性ワーク(木板、袋など)の搬送に使用可能。
- 周波数制御式のブロワは、モーター回転数とそれぞれの吸込量をコントローラーで制御することにより、カスタマイズが可能。
真空ブロワ (切替バルブ付き)
- 吸込み(真空)、真空破壊、ニュートラル状態(流入した大気を排気)の制御するバルブ付き真空ブロワ。
- 通気性のないワークの搬送に使用可能。