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真空パッドのテクニカルデータ

真空システムを設計する際、各部品の選定には様々な計算が必要です。シュマルツでは、この計算に必要な技術情報をご提供しています。例えば、真空パッドの吸着力に関しては、真空圧 -0.6 barで、滑らかで乾燥した表面のワークを吸着した場合の理論値を記載しています。この値には安全率が含まれていないため、実際には摩擦係数やワークの材質 (通気性の有無など) を考慮する必要があります。

以下で、真空パッドの最も重要なテクニカルデータをご説明します。

理論保持力

理論保持力は真空パッドの表面に垂直に作用する力です。カタログでは、特定の条件下での理論値 (単位: ニュートン) を記載しています。

せん断力

せん断力は、真空パッドの表面に対して接線方向に作用する力です。カタログでは、特定の条件下での理論値 (単位: ニュートン) を記載しています。

離脱力

離脱力は、気密性が高く平らで滑らかなワークから真空パッドを引き剥がした際の最大吸着力です。データは安全率を含まない実測値であり、最大荷重を知る目安となります。選定時の計算には「吸着力」の値を使用してください。

ワークの最小曲率半径

真空パッドが確実に吸着・保持できる、ワークの最小半径を示します。

真空パッド伸縮ストローク

真空パッドがワークを吸着する際、パッドが縮む距離 (z) です。

内容積

内容積は、ワークを吸着するために排気させなければならない容量を示します。グリッパーシステムの総体積を決定するために使用され、排気時間を計算する際に考慮されます。

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